個人投資家が利益をあげるには、中小型株がおすすめです。
今回は、私が中小型株を推奨する理由を解説したいと思います。
大きく稼ぎたいという人は、ぜひ株式投資の参考にしてください。
目次
中小型株とは?
中小型株というのは、上場銘柄の中でも時価総額が小さめな株のことです。
時価総額は、発行株式数と株価をかけて求められます。
時価総額の大きい企業は、売上や利益の大きい大企業になります。
逆に、中小型株は売上や利益はまだ小さいけれど、今後成長する余地の大きい企業になります。
中小型株がおすすめの理由
それでは、私が中小型株を勧める理由を説明していきます。
成長余地が大きい
先ほども少し触れましたが、中小型株はまだ規模の小さい企業の株なので、今後の成長が期待できます。
今現在大企業と呼ばれる会社にも、規模が小さかった時代があります。
もし規模が小さかった頃に投資をしていれば、大きく儲けることができたでしょう。
機関投資家が投資しづらい
中小型株の多くは1日に売買される株数が少なく、注文数も多くありません。
そのため、大口の注文が入ってしまうとそれだけで株価が大きく変動してしまいます。
例えば、成行で大口の買い注文をすると、価格が大きく上昇して高値で買う羽目になります。
指値で注文しても、狙った価格で少ししか買うことができません。
そのため、大口の注文をする機関投資家は、中小型株に投資がしづらいのです。
機関投資家に狙われないということは、割安で放置されている可能性があるということです。
買収(M&A)されやすい
時価総額が小さいということは、買収されやすいというメリットがあります。
大企業に比べて安い金額で買収できるからです。
将来性や技術力のある企業であれば、買収される可能性が高いです。
買収されれば株価が一気に上昇するので、大きく儲けるチャンスなのです。
中小型株投資のデメリット
私は中小型株への投資をおすすめはしますが、もちろんデメリットもあります。
株価が不安定
大型株に比べると、中小型株は不安定な値動きをしがちです。
買うタイミングを間違えると、損失も大きくなる可能性もあります。
小型株は比較的ハイリスクであることを頭に入れておきましょう。
売買が少ない
中小型株は取引量が比較的少ないので、売りたい・書いたい時に売買が成立しない可能性があります。
株を現金化したいと思った時に、タイミングが悪くて想定より安値で売らざるを得ないなんてことも考えられます。
中小型株を投資するには、ある程度売買が行われている銘柄を狙ったほうが良いでしょう。
日々の売買高や板を見て確認してください。
大型株より倒産リスクは高い
時価総額が大きな大企業に比べると、比較的倒産リスクは高くなります。
成長性より安定性を求める人には、中小型株はあまりお勧めできません。
とはいえ上場企業が倒産することはかなり稀で、よほど業績の悪い企業でなければ心配しなくていいでしょう。
まとめ
大きく稼ぎたいという目標があるなら、中小型株を買うのがおすすめです。
デメリットもあるので、業績・財務や指標を確認して、安全性や割安さを確認する必要はあります。
商品・サービスが魅力的で、売り上げが伸びているのであれば、積極的に投資してみてはいかがでしょうか。
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