WAONのメリット・デメリット、上手にポイントを貯めるコツ

現在、お買い物で支払いの際、さまざまな選択肢があります。

たとえば、現金、デビットカード、クレジットカード、電子マネー…などですね。

そんな中、小銭を持ち歩きたくない、クレジットカードも嫌だ…という方のためにぴったりなのが電子マネー決済です。

電子マネー決済にもさまざまな選択肢がありますが、最近人気のWAONついてメリットやデメリット、オトクな貯め方などについてまとめてみます!

WAONの特徴

そもそもWAONとはイオングループの関連会社であるイオンリテールが運営している電子マネーのことで、運用開始は2007年でした。

現金がなくても決済できるため、気軽だと話題になっています。

WAONでの支払いをするたびにポイントがつきます。

ポイントが2倍になる日があったりと、オトクな貯め方ができるのもうれしいですね。

WAONを使用する際、レジで「ワオン!」と鳴るのは面白い特徴ですね。

他の電子マネーではこういった特徴がないので非常に印象的です。

ただ、WAONは前もってチャージしておかねばならないこと、WAONに対応しているお店でしか使うことはできません。

WAONが使えるお店

WAONはイオングループの会社が運営しているため、イオン関連のお店でしか使えないのでは?と思っておられる方が多いです。

ですが、実際にはそうではなく、イオン関連以外のお店でも使用可能です。

日頃よくお使いのお店が実際はWAONが使える可能性もあるため、一度チェックしてみてくださいね!

コンビニエンスストア

ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ナチュラルローソン、スリーエイト、ポプラ…など。

コンビニへ行くのに小銭を持って行くのは面倒かと思いますので、WAONでササッと支払えると便利ですよね!

飲食店

飲食店でも使えるところは多いです。

マクドナルド、オリジン弁当、吉野家、安楽亭、ココストア…など。

スーパー

主婦の方なら毎日のお買い物でスーパーに行かれるかと思います。

スーパーでもWAONが使えるお店は多く、イオンやマックスバリュ以外でも使えたりします。

イオン、マックスバリュ、ダイエー、ピーコックストア、まいばすけっと…など。

家電量販店

家電量販店でもWAONを使うことができます。

エディオン、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ジョーシン…など。

ホテル、レジャー施設

意外かもしれませんが、ホテルやレジャー施設などでも使えるんですね。

ルートインホテルズ、藤田観光、JALホテルズ…など。

その他

その他にも、ウェルネス、コスモ石油、ツルハグループなどでも使うことができます。

ここまで色々なお店で使えるなら、今日からでもすぐにWAONに登録して使ってみたいと思いませんか?

WAONの登録方法

では、実際にWAONカードを登録する場合、どういう手順で登録すればいいのでしょうか?

まず、スマホやパソコンから登録する方法についてご説明しましょう。

smart WAONのサイトにアクセスしていただき、会員登録をクリックします。

次に、個人情報取り扱いに同意を確認、OKであればチェックしクリックします。

さらに、smart WAONウェブIDを入力しますが、半角英数字で8~20文字以内で登録しましょう。

ただ、まだ誰も使っていないIDでないと登録できません。

パスワードも入力しますが、忘れないようにどこかにメモしておきましょう。

自分が持っているWAONカードの裏に記載されている16桁の数字を入力します。

次に、セキュリティコードですが、カード番号の下にあるのでその数字を入力します。

ただ、注意したいのがイオンカードと一体型の場合。

この場合だとクレジットカード番号を入力しないといけないので要注意です!

さらに、
氏名、性別、生年月日、住所、メアド、電話番号などを入力していきますが、入力が終わると登録済みのメアドに本人確認のメールが来るので確認作業を行います。

ただ、スマホやパソコンを持っていない、不得意だ…という方の場合はイオンのお店にあるサービスカウンターへ行けば登録可能です。
サービスカウンターにある専用のタブレットを使えば登録できますし、分からなければ店員さんが教えてくれるので安心ですね!

WAONカードのメリット

では、具体的にWAONカードのメリットってどういうものがあるのでしょうか?

現金を持ち歩かなくていい

WAONを持っていれば、現金を持ち歩かなくて済みますしレジで小銭を出す必要もなく、店員さんがお釣りを間違う心配もありません。

スムーズに支払いができるので時間と手間が節約できますね。

お買いもののたびにポイントが貯まる

WAONにはWAONポイントというものがあるため、WAONポイントがお買いもののたびにどんどん貯まります。

貯まったポイントは1ポイント1円に換算されるため非常にオトクですよね?!

たとえば、イオンで現金で支払いすれば何もポイントがたまりませんが、WAONを使えば1万円使えば50円分のポイントがもらえるので非常にオトクです!

マイルも同じ還元率で貯められる

また、WAONではJMB WAONと言われる電子マイル専用のWAONがあります。

これはイオンのポイントでなくマイルを貯めたい!という人に非常に便利なカードです。

このカードならWAONポイントではなくマイルが貯まる仕組みですが、使い方は同じです。

という具合にイオンポイントを貯めたいという方以外にもマイルを貯めたい!という方も使える便利なカードなんですね。

人気の理由が分かる気がします!

WAONカードのデメリット

メリットだけでなく、WAONカードにもデメリットは存在します。

チャージが面倒

そもそもWAONはプリペイド方式の電子マネーのため、WAONの残高が支払う金額より少ないと支払いが不可能です。

その場合は不足分を現金で支払うかチャージしなければなりません。

ただ、注意したいのが現金で支払ってしまうとその分はWAONポイントがつかないのでメリットがなくなってしまうこと。

いずれにせよ、レジで後ろにたくさん人が並んでいたら、もたもたすれば迷惑がかかってしまいます。

イオン銀行のATMやイオンのお店にある専用端末でチャージできますが、WAONカードへチャージするため長蛇の列…なんてこともありますね。

チャージ金額が少額だとお買いもののたびに残高が足りず、チャージしようとしても手間がかかってしまうなど、多少めんどうかな?と思うこともあります。

使わないと発行代が損

さらに、イオン関連のお店のレジでWAONを使っている人が多いように感じるものの、ネットなどで口コミを見ると持っているけど使っていないという声も目にします。

発行する際に300円使って作ったものの、実際に使っていないとなれば損ですよね。

ポイント還元率が低め

また、WAONカードにWAONをチャージすると、利用する金額によってポイントがつきます。

200円のお買いものにつき1 WAONポイントの還元です。

つまり、6万円のお買いものをしないと元が取れないということになり、還元率の低さは否めません。

最高還元率を得るには手間が必要

WAONのメリットを最大限受けるためにはかなりの手間が必要となります。

最大限のポイント還元を受けるにはイオンカードセレクトやイオン銀行キャッシュ+デビットでのオートチャージ設定が必須条件です。

ただ、イオンカード口座にイオン銀行以外の金融機関を指定することができません。

そうなると、最高倍率の還元を受けるにはそもそもイオン銀行の口座を持っているか、開設しなければならない…ということになります。

つまり、WAONを利用するためにわざわざ新しく銀行口座を作らなければならないなど、かなり手間が必要になるのはデメリットと言っていいかと思います。

WAONポイントのオトクな貯め方

では、WAONポイントをオトクに貯める方法ってあるんでしょうか?

コンビニで使えば二重取りできる

コンビニでWAONを利用すれば、ポイントが二重取りできます。

加盟店ならチャージした残高から支払いできるので、200円ごとに1ポイント貯まっていきます。

同時にコンビニの専用カードを使えば、そこにもポイントが貯まるので二重取りできる!というわけですね。

たとえば、ファミリーマートならTポイントと二重取りできますので、レジで支払う際にWAONで支払うことを伝え、Tカードを提示すればそれぞれ200円につき1ポイント貯められる…というわけです!

ただこの時、Tポイントの電子マネーを使ってしまうと500円につき1ポイントしか付与されませんが、WAONなら200円ごとに1ポイントなのでWAONを使った方が断然オトクになります。

ちょっと面倒かもしれませんが、ぜひ利用してみてください。

ファミリーマート以外のコンビニだと、ローソンならdポイント、ナチュラルローソンならdポイントやPontaポイント、ポプラなら楽天スーパーポイント…など、ポイントの二重取りができるので、支払いの際にぜひ提示してみてください!

WAONポイントがオトクに貯められる日を利用する

毎週土曜日、日曜日はWAONがオトクに貯められます。

ハッピーゲート端末にWAONカードをタッチすればWAONポイントが2ポイントもらえるというオトクなサービスです。

ただ、注意したいのが、このサービスを行っているのは北海道、関東、東海、沖縄など、一部だけだということ。

さらに、イオンでは火曜市というのが開催されていますが、火曜日に税込3,000円以上のお買いもので100 WAONポイントもらえます。

現在、このサービスは東京やその他のさまざまな地域で行われていたサービスですが、今は北海道のみとなっています。

5のつく日ならポイントが2倍に

また、毎月5のつく日はお客様わくわくデーとなっており、WAONでのお買いものでWAONポイントが2倍になるサービスがあります。

オートチャージ設定を行う

WAONポイントを効率よく貯める方法はオートチャージ設定を行うこと。

これなら、オートチャージとワオンの支払いでポイントが二重取りできます。
ただ、イオンカードセレクトを使わなければなりません。

設定金額を下回ると自動的にチャージを行うため便利ですし、ポイントの還元率もアップするといういいことずくめです!

さらに、イオン以外でもWAONポイントが効率よく貯められるのでぜひオートチャージを行いましょう。

なお、チャージ限度額については2つあり、単体のWAONだと20,000円となっており、イオンカードセレクトやイオンバンクカードなどは50,000円が限度額です。

ちなみに、20,000円が限度額のWAONであっても、イオン系列のお店のWAONステーションで限度額を50,000円までアップさせられます。

1回当たりのチャージ金額にも上限が設けられており、20,000円が上限の場合だと20,000円で、50,000円が上限の場合だと29,000円と決められています。

もし、チャージ限度額いっぱいまでチャージしたい場合には何度かに分けてチャージするといいでしょう!

ちなみに、WAONをオートチャージするのに便利なイオンカードセレクトについてもご説明したいと思います。

イオンカードにはさまざまなものがありますが、特にオトクで便利なのがイオンカードセレクト。

WAONポイントをより効果的に貯められるのが特徴です。

このイオンカードセレクトとはイオン銀行キャッシュカード機能、クレジットカード機能、電子マネーWAONが一体になった便利なカード。

どのような魅力があるのかと言うと、次のとおりです。

イオンやその他のさまざまなお店でWAONが使えますが、上でも書いたとおり使用前にチャージしなければなりません。

イオンカードセレクトでオートチャージ設定をしておくと、WAON残高が設定金額より下回れば自動的にイオン銀行の口座からチャージできる仕組みで、時間や手間が節約できます!

さらに、WAONカードやイオンカードで支払いした場合にWAONポイントが貯まりますが、イオンカードセレクトならオートチャージでも200円チャージするごとに1ポイント貯まるというオトクなシステム。

ただ、注意したいのはオートチャージを行えるのは1日1回ということです。

また、イオンカードセレクトなら電気やガス、スマホ代などの口座振替1件につき5 WAONポイントもらえます。

さらに、イオン銀行口座を振り込み口座に指定した場合に、毎月10 WAONポイントもらえるというメリットもあります。

これだけメリットの多いイオンカードセレクト、入会しない手はありませんよね!

まとめ

WAONのメリットやデメリット、オトクに貯める方法などをご紹介しましたが、参考にしていただけたでしょうか?

WAONはイオン系列のお店でしか貯められないと思っている方が多いようですが、実際は違います。

さまざまなお店で貯められるWAONカード。まだお持ちでない方はぜひ利用してみてほしいです!

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