食費や光熱費、レジャー費などを節約することができても、洋服代を節約するのって難しくありませんか?
特に流行に敏感でおしゃれ好きな女性にとって、洋服代を削るのはツライはず。
そこで、ここでは
「油断するとすぐ赤字になる…」
「衝動買いで必要以上に洋服を買ってしまう…」
とお悩みの方のために、ストレスをためずにできる洋服代節約術をお教えします!
目次
洋服代節約術
予算の上限と下限を決めておく
ほとんどの方は洋服を買う際、予算を決めておくかと思います。
トップスならいくらまで、ボトムスならいくらまで…という具合に、自分なりに一定の基準があるはずです。
もちろん、洋服を買う際ある程度予算を決めておくことは重要ですが、ポイントは下限を決めること。
上限だけでなく下限も決めてみましょう。
ただ、下限はあまり低すぎないのがポイントで、低ければ低いほどいいに決まってる!と思いがちですが、それが無駄遣いの元凶です。
ものの価値を考えず安いという理由だけで衝動買いしたり、クォリティに妥協したりしてしまうので、低すぎるのは意味がありません。
上限と下限を決めておけば、洋服1枚買うのにもしっかりと比較し品質をチェックするようになりますし、むだ使いが減っていくはずです。
安物買いの銭失いにならない
ほとんどの方は安いからと言って、ついいらない洋服まで買ってしまっているでしょう。
安いものを買うことで節約になるのは大間違いで、逆にそうでないことの方が多いです。
その理由は安物の洋服は雑に作られているため長持ちしづらいからです。
生地だけでなく縫製も雑だったりするので、ちょっと着ただけでほつれてしまったり、1回洗っただけで型崩れしたり…など、想像以上に長持ちしません。
また、安物だと着なくなったらすぐ捨てられると思うため、買ってから捨てるまでのサイクルが非常に短くなり、結果的に出費につながります。
安物の洋服をつい買ってしまう…というタイプの方はぜひ気を付けていただきたいです。
それに、そこまで気に入っていなくても安いからといって「まあ、いいや…」と妥協して買ってしまったりします。
でも、実際は満足していないので物足りなくなってしまい、また買い物してしまう…という悪循環にはまります。
定番モノを流行りモノの割合を決めておく
では、安物を買わずに節約するためにはどういうことに心がければいいのでしょうか?
まず、自分の持っている洋服をクローゼットから出して、ざっと見てみましょう。
そこに定番の洋服と流行りの洋服がどのくらいの割合であるか見てみてみましょう。
2対1の割合ならベストだと言っていいでしょう。
その割合が逆で流行りの洋服が圧倒的に多ければ、節約にはほど遠いです。
流行りのものばかり買っているということは自分に似合う洋服についてまだ分かっていない可能性が高いからですね。
流行りの洋服を買いたい気持ちも分かりますが、流行は長くても1年程度と言われているため、流行りものばかり買っているとむだ使いにつながります。
そうならないためにも、今一度ご自分のクローゼットの中をチェックしてみていただきたいです。
冷静になる時間をつくる
欲しい洋服が見つかったらすぐに買わず、冷静になる時間をつくりましょう。
ネットや雑誌で見て「いいなぁ…」と思った服をお店で発見すると、つい興奮してしまい冷静さを失ってしまうことが多いです。
すぐ買わないと誰かに買われてしまうと焦ってしまい、よく考えずに買ってしまうことってありますよね?
買った後で、いざ買ったものの実際着る機会がないとか、赤字になってしまったなどと後悔するはめになったりします。
そうならないためにも、すぐに買わず冷静になって考えた後で買うことが重要です。
買いそうになったら、お店を一度出て考えてみましょう。
できればその日に買うのは避け、家に帰ってから本当に買う必要があるのかどうかじっくりと考えてみましょう。
意外と「そこまで欲しくなかったな…」と思うことがほとんどです。
そうすれば、むだ遣いや衝動買いを防ぐことができるはずです。
コーディネイトができるかどうか考える
もし、欲しい洋服があったら、買う前にコーディネイトができるかどうか、よく考えてから買うようにしましょう。
手持ちの洋服を思い出して、買いたい洋服とコーディネイトが5パターンくらいできるかどうか考えます。
この5パターンというのが重要で、1、2パターンだとあまり気回せないということになるため、買うのは止めておいた方がよさそうです。
たとえば、白いシャツが欲しいなら、手持ちのデニムと合わせたり、マキシスカートやスーツのインナーとして、タイトスカートと…など、さまざまなコーディネイトが楽しめます。
5パターン以上楽しめそうとなれば、定番服として活躍できるため購入してもいいと判断できます。
でも、手持ちの洋服と合わせられそうもない…と思ったら買ってもほとんど着る機会がなく宝の持ち腐れになるでしょうから、買わない方がベターだということですね。
ネット通販を活用する
ネットで衝動買いするのはいただけませんが、うまく活用すれば実店舗よりかなりオトクに買い物ができます。
ネットショップを頻繁にチェックしておけば、ネット独自のキャンペーンが開催されていることが分かり、特典がついたり、ポイントが付与されたりするこが多いです。
それに、実店舗だとちょっと見たいだけなのにお店の方に話しかけられたり、勧められたりするのが煩わしいこともありますものね。
ただ、ネット通販で気になるのが送料です。
これについてもある程度まとめ買いすれば無料になることも多いですし、セールだけでなく誕生月などに安く買えたり、送料が無料になることもあります。
さらに、一度ネットで買い物すれば以前の買い物履歴が残るので、次回買い物する時参考になります。
お金の節約だけでなく時間の節約もできるため、ネット通販を活用するのはオススメです!
アウトレットを利用する
アウトレットを利用するのも節約に役立ちます。
アウトレットなら定価の30~50パーセントは安くなっています。
それに、最近全国的にアウトレットが増えてきているため、さまざまなキャンペーンが行われています。
お店によってはまとめ買いでさらに割り引いてくれたり、ポイントがついたりしますし、そもそもアウトレットはブランド品が多いので商品の品質が高く長持ちするものが多いです。
安く高品質な洋服を買えるのはかなりメリットだと言えるのではないでしょうか?
レンタルを利用する
最近、洋服のレンタルが増えているのをご存じですか?
流行りものの洋服を身に着けたいと思っても、毎回買っていてはかなりの出費になります。
そのため、流行りものをレンタルで済ますというのも手です。
メンズ、レディスいずれもレンタル洋服サービスがあり、月額制で好きな洋服を借りることができ、クローゼットにいらないものが増える心配もありません。
品質のいい定番アイテムを購入し、流行りのアイテムはレンタルで済ませば、安上がりでさまざまなファッションが楽しめるのでおススメです!
不用品は売る
若い方ならご存じかもしれませんが、最近フリマアプリが流行っており、いらなくなった洋服などをネット上で売ることができます。
特にメルカリというフリマアプリは最大規模なので、不要になった洋服が売れる確率もかなり高いです。
「こんな洋服売れるはずがない…」と思っていても意外と売れたりするので、ぜひクローゼットでいらない洋服があったら出品してみてくださいね!
クリーニング代の節約術
ドライマークは家で洗えるものも
洋服代を節約するのにクリーニング代を節約することもポイントです。
洋服の内側に洗濯の仕方を書いたタグがついているかと思います。ドライマークのものは全てクリーニングに出さなければならないと思っている方が多いでしょう。
でも、実際のところおうちで洗えるものもあります。
たとえば、ニットなら手洗いコースでって専用の平干しネットで干せば、型崩れの心配もありません。
コットンのブラウスやシャツなどシワになりやすい洋服は脱水時間を短めにし水がしたたる状態で干せば、自然にシワが伸びるためアイロンする手間が省けます。
また、購入時に洗濯方法をチェックしてから買うことも大切です。
クリーニングが必要かどうか、少々高くても自宅で洗えるものを選べば長い目で見て節約になります。
回数を減らす方法
どうしてもクリーニングが必要な洋服はなるべく回数を少なくする工夫を行いましょう。
たとえば、セーターやコート類など、直接肌に触れないものは表面の汚れをブラシで落とした後、消臭スプレーをしてから陰干ししてからクローゼットへ。
シミをつくらない
えりや袖の周り、食べこぼしの防止に防水スプレーが活躍します。
買った直後にスプレーすれば、汚れがつくのを防ぐことができます。
また、食事の際によく食べこぼすという方は前掛けをするのもおススメです。
シミをつけたらすぐ対処する
もし、シミをつけてしまったらすぐ対処することがポイントですが、自分でするとなると逆にシミが広がってしまったり、色落ちしたりすることがあります。
そうなると、クリーニング屋さんに持って行っても追加料金を取られたり、最悪2度とその洋服が着れなくなる場合もあります。
シミがついたら必要以上に触らず、すぐクリーニング屋さんに相談する方がいいでしょう。
モノを持たないようにすることが大切
最近「ミニマリスト」という言葉をよく耳にしますが、ミニマリストとは必要以上にモノを持たない人のこと。
洋服の数を最小限にし、お気に入りのいい服を着続けることは最大の節約と言ってもいいでしょう。
ミニマリストでいることで洋服代の節約になる理由についてお教えします。
物欲がおさまる
日ごろから必要な洋服が決まっていると、雑誌やお店で素敵な洋服を見ても欲しいと思わなくなります。
ミニマリストになれば、新しい洋服が欲しいという考え方がなくなるからです。
ミニマリストになる前は素敵な洋服を見るとすぐ欲しくなったり、人が新しい洋服を買えば欲しくなったりしていたはず。
でも、ミニマリストになって物欲が抑えられば、金銭的だけでなく精神的にも振り回されずに済みます。
洋服の管理がしやすい
それに、クローゼットに入りきれないほど洋服があると、どこに何があったのか管理するのが面倒です。
欲しいと思って買った洋服もしばらくすればクローゼットの中で肥やしになっている…なんてことがあり得ます。
いざ着ようと出してみたものの、カビが生えていたり虫に食われてしまい着れなくなった…なんてこともあるでしょう。
ミニマリストになれば、流行にとらわれず必要な服を限られた数だけ持つので、洋服がむだになりません。
また、クローゼットのどこにどんな洋服があるのかきちんと管理することも可能です。
また、一人暮らしや夫婦だけだとミニマリストになることで洋服代だけでなく空間の節約にもつながります。
限られた広さの中で洋服の保管場所が大きいと、生活空間が少なくなってしまいます。
それに、部屋が不要なモノであふれていたら掃除もしづらいですが、モノが減ればそれだけ掃除がしやすくなり、快適に過ごすことができます。
ミニマリストになることで洋服が減り、保管場所が減れば、その分ゆったりと暮らせる上、掃除がしやすいなどいいことずくめです。
世界の著名人にはミニマリストが多い
世界的な著名人、スティーブ・ジョブスもマーク・ザッカーバーグもオバマ元大統領もミニマリストとして有名です。
いつも同じ洋服を着ている彼らになぜいつも同じ洋服を着ているのか聞いたところ、「決断の数を減らすため」と答えたことは有名です。
彼らにとってもはや洋服を決めることはむだな決断を行うことということなのでしょう。
ここまでくるとちょっと極端かもしれませんが、洋服代節約のためミニマリストを目指すのもありかもしれませんね。
まとめ
洋服代を節約する方法を具体的にいくつかご紹介しました。
節約しなきゃと思いつつ、気が付いたら洋服を衝動買いしてしまっていた…ということは多いです。
知らず知らずの間にクローゼットの中はそんな洋服でいっぱいになってしまうもの。
この機会に、洋服代の節約について今一度考えてみていただきたいです。
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