水道光熱費を節約するにはどうすればいいの?!

主婦のみなさんにとって、毎月の水道高熱費が高いのは頭の痛い問題ではないでしょうか?

でも、水道光熱費は急な出費とは違うので、ちょっとした心がけひとつで節約することが可能です。

しかも、毎月の請求書や領収書を見ればどのくらい節約できたのか数字ではっきりとわかるのがうれしいですよね?

ここではそんな水道光熱費を節約できる方法をお教えしますので、ぜひ参考にしてください。

電気代の節約方法

まずは電気代の節約方法です。

LEDライトに変える

まず、あなたがお住まいの家が賃貸なら、照明器具の照明は蛍光灯かLEDかをチェックしてみましょう。

LEDライトは購入する際は割高ですが、長期的に見るとかなり電気代を節約できるのでオススメです。

エアコンのフィルターをこまめに掃除する

エアコンをよくお使いのご家庭にオススメなのがエアコンのフィルターの掃除です。

特に、エアコンをよく使う時期の直前にフィルターを見てみてください。

フィルターがほこりなどで汚れていると、必要以上に電気を使うため電気代がかさみます。

ほこりをきれいにしてきちんと風が出るようにすれば、電気代を安くすることが可能です。

契約アンペアを変更する

あなたのご家庭の電気の契約アンペアはいくらでしょうか?

正直、契約アンペアなんて知らない…という方がほとんどかと思います。

このアンペアを選ぶ際に注意したいのが、どれくらい電気機器を使うかということ。

たとえば、テレビ、照明、エアコン、冷蔵庫、電子レンジやヒーターなどの家電を想定している場合だと、40-50アンペアが一派天気ですが、これらの家電を同時に使わない場合だと下げることで基本料金を安くできます。

テレビの明るさを調節する

あまり知られていないことかもしれませんが、テレビの画面が明るいとそれだけ電気代がかかります。

そのため、明るさを抑えるようにすれば電気代の節約につながります。

最近のテレビは自動で明るさを調節できるものがあり、設置されている部屋の明るさに合わせて明度が自動的に変わるものもあるようです。

ただ、明るさと同じで音量も小さい方が節電になるの?と思われるでしょうが、これはほとんど変わらないようです。

掃除機ではなくほうきや雑巾で掃除を

主婦のみなさんは掃除機を使って掃除をされているかと思います。

掃除機なんてさほど電気代がかからないように思いますが、意外とかかっているそうです。

掃除機の代わりにほうきやフローリングモップなどを使ったり、雑巾を使ったりすれば電気代はいりません。

絨毯だと、掃除機よりむしろコロコロなどを使った方がきれいになりなるためオススメです。

掃除機のお手入れをこまめに

最近は紙パック式ではなく、サイクロン方式の掃除機が人気です。

これだと、紙パックのように吸引力が落ちることがないため電気代を節約することが可能です。

紙パック式の掃除機だと、紙パックがゴミでいっぱいになると吸引力が落ちてしまい電気代がかかってしまいます。

そうならないようにするにはこまめに紙パックを交換しなければならないので面倒です。

充電式の電池を使う

電気代というよりこれは乾電池代の節約と言えますが、充電式の電池を使えば電池代が節約できます。

最初に購入する際多少費用がかかるものの、なんと千回も繰り返し使えるスグレモノ。

電池の消費量が多いご家庭はぜひ、この繰り返し使える充電式電池をお使いいただければと思います。

なお、どうしても市販の乾電池を使う場合なら100円ショップの電池がおすすめ。

100円ショップの乾電池は安いので性能が悪いのでは?と思われがちですが、実際はそうではなく有名メーカーのものよりかなり安いものの性能はほとんど変わりません。

ぜひ、高い乾電池をお使いのご家庭は100円ショップの乾電池に変えてみてはいかがでしょうか?

水道代の節約方法

お次は水道代を安く抑える方法を紹介します。

シャワーヘッドを変える

最近よく、節水シャワーヘッドという商品を見かけませんか?

価格はだいたい千円前後と安いものから、数万円のものまでさまざまですが、これを使うことでかなり節水できます。

たとえば、4人家族のご家庭なら年間4,000~10,000円程度は水道代が節約できるとも言われています。

節水コマを使う

水道代節約の裏技としてよくちょろちょろと水を出せば、水道メーターが動かないので水道代がタダになるなんてのを耳にしますよね?

ですが、実際この裏技は嘘だそうです。

ひと昔前までは水道メーターが今のように品質が高くなかったので可能だったこともあるようですが、現在ではまず不可能です。

いくら少しずつ水を出したところできちんと水道代を請求されるので、逆に蛇口の締め忘れに注意しましょう。

もし、蛇口から水漏れしている場合はコマやパッキンなどが劣化している場合もあるので、こまめにチェックすることも大切です。

節水コマというものを水道局でタダでもらえるので、利用してみてもいいかもしれませんね!

大と小のレバーを使い分ける

みなさんはトイレに行った時、小のレバーをお使いのことってありますか?

ほとんどの方はどんな時も大のレバーで流しているかと思います。

トイレで1回当たり大のレバーで流すと、8リットル、小だと6リットルの水を使うそうです。

つまり、家族全員がいつも大でトイレの水を流しているとどれだけの水がむだになるでしょうか?

トイレの水を節約している人は大と小をきちんと使い分けているそう。

ただ、大の時に無理に小で流してしまうと最悪トイレットペーパーが詰まってしまい、業者を呼ぶなどめんどうなことになるので、小の時は小で流すというように使い分けるようにしましょう。

食器洗い機を使う

最近、共働きのご家庭などで食器洗い機を設置するご家庭が増えています。

手洗いで食器を洗う時より食器洗い機で洗う方が、水や洗剤の量が少なくて済むと言われています。

実は食器洗い機で洗うと水の量は手洗いの時の10分の1で済むんだそう。

手洗いの方が節約できるように感じるでしょうが、実は食器洗い機の方が少量の洗剤で済みすすぎの水の量も少なくて済みます。

家族の人数や使う回数によって差があるものの、食器洗い機を使えば年間8,000円程度水道代の節約になるそうです。

それに、食器洗い機で洗うと高温のお湯で食器をきれいに洗うので衛生的にも安心で、手洗いでは落ちづらい汚れもきれいにできます。

手洗いだと何度も洗剤をスポンジにつけごしごしとこする必要がありますが、そういった手間もいりません。

主婦にとってつらい手洗いからも解放されるなど、いいことづくめです。

ただ、食器を洗った後の乾燥に電気代がかかるのを心配される方もおられるかと思いますが、それなら乾燥機能を使わず洗った後庫内の熱で乾燥するようにすれば電気代も節約できます。

シャワーを出しっぱなしにしない

お風呂での水道代の節約方法に、お風呂で使うものと使ったお湯の活用とに分けられます。

まず、お風呂の中での水道の節約法としては体を洗っている時など必ずシャワーを止めておくというのがあります。

シャワーを出しっぱなしにすると1分間になんと10リットル以上ものお湯が出ているそうです。

そのため、使っていない時は必ずシャワーの水を止めるようにしましょう。

また、お風呂で使ったお湯の活用法として洗濯に使う、庭の水やり、夏の打ち水に使う…などがあります。

ガス代の節約方法

お次はガス代を安く抑える方法を紹介します。

お風呂のお水の量を減らす

毎月のガス代が高いとお悩みの主婦の方、お風呂にはどの程度お湯をはっているでしょうか?

ほとんどのご家庭では浴槽の8分目くらいまでお湯をはるかと思います。

ですが、実際のところ5分目程度までためたところで十分に体をしずめ、お湯がたまってきたら止めるようにすれば、かなりガス代の節約につながりそう。

冬場などゆったりと時間をかけてお風呂に入れば体が温まるので一石二鳥です。

お風呂を沸かさずお湯を入れる

冬場など前に人が入ってからお風呂に入る場合、お湯の温度が下がってしまっていますよね?

そんな時、どうしても追い炊き機能を使ってお湯を沸かすかと思います。

ですが、実際のところ追い炊きより熱いお湯を足す方がガス代の節約になるんです。

1日1回の追い炊きをやめるだけでも、毎月のガス代は1,000円程度節約できるとため、追い炊き機能を使うのをやめお湯を足すようにしましょう。

プロパンガスを見直す

みなさんのご家庭のガスは都市ガスですか?プロパンガスですか?

2017年の都市ガス自由化までは政府の認可が必要な規制料金でしたが、プロパンガスはずっと料金が自由となっています。

そのため、あなたがお使いのプロパンガスは適正な料金より高い可能性があります。

もし、ご家庭でプロパンガスをお使いの場合あまりに高いという時は別のプロパンガス業者に変えてみてはいかがでしょうか?

そもそもプロパンガスの適正価格は基本料金が1500円程度で1㎥300~400円程度と言われています。

この価格よりはるかに高いご家庭は適正料金のプロパンガス業者に乗り換えることをおすすめします。

どの業者にすればいいか分からないという場合はプロパンガス料金消費者センターなどに相談すれば紹介してくれるはずです。

都市ガスに変える

もし、都市ガスに変えられる地域に住んでいる場合、都市ガスに変えるとかなりガス代が節約できます。

プロパンガスが適正価格なら問題ないですが、全国的にプロパンガスの価格は都市ガスの1.5~3倍程度かかっていると言われているので、やはり見直した方がよさそうですね。

ただ、都市ガスに変えるとなると初期費用が30~40万円程度かかってしまいますが、長い目で見ると都市ガスに変えた方がいいように感じます。

その他の節約方法

見直せる部分は他にもあります。

ガス床暖房を使う

暖房する際、エアコンを使うのとガス床暖房を使うのとではどちらが光熱費の節約になるのでしょうか?

最近のエアコンは高性能のものが多くエコモードなど電気代が節約できるものが増えています。

そのため、ガス床暖房を使うよりエアコンを使った方が光熱費が安く済むような気がしますよね?

ですが実際のところそんなことはなく、エアコンは温風が出てくるのを肌で間接的に温かく感じるようになっています。

そのため、冬の寒い時期に温度設定を高くしても体の中から温まることはありません。

ですが、温度設定を1度上げるだけでもかなり消費電力が上がってしまい、たとえ高性能のエアコンを使っても節約効果が望めません。

ではガス床暖房はどうかと言うと、エアコンとは違い床自体が温まる暖房器具なので肌で直接温かさを感じることができますし、部屋で座ったり歩いているだけで体が温かくなるのを実感できます。

それに、ガス床暖房は直接的に体が温まるため、エアコンのように設定温度を上げたいとはなりにくく、低い設定温度でも温かく過ごすことができます。

ただ、ガス床暖房を設置しようとなると初期費用がかかります。

長期的に見ればランニングコストが安く済むので、マイホーム購入やリフォームする際に検討してはいかがでしょうか?

支払い方法を工夫する

他に、光熱費の支払い方法を工夫するというのがあります。

光熱費を支払う際、クレジットカード払いや口座振替を利用すればわずかですが節約することが可能です。

水道やガス、電気それぞれ口座引き落としにした場合、50円程度の割引があります。

クレジットカード払いの場合だと、ポイントが貯まるメリットがあります。

場合によっては自動引き落としにするよりオトクになる場合もあるので、一度チェックしてみましょう!

省エネ製品を使用する

もし、今後マイホームを購入したりリフォームの予定がある場合、家電製品を買い替えるなら省エネ効果のあるものを選ぶと、長期的に見て光熱費を安くできます。

また、お鍋などの調理器具を保温性の高いものや熱伝導率のいいものにすれば、時短や光熱費の節約になります。

ただ、はやりにつられて買ってしまうと、結局使わずにむだになってしまうこともあります。

流行っているからとか、なんとなく便利そう…というだけで選ばず、家事の効率性や省エネにつながるかどうかを考えた上で選ぶようにしましょう。

まとめ

光熱費を節約するにはどういう工夫をすればいいか、水道代、電気代、ガス代それぞれに分けてご紹介してみました。

ひとつひとつはちょっとした節約にしかならないかもしれませんが、トータルで見ると大きな節約につながります。

また、お金の節約だけでなく時間の節約になったり、地球環境にとってもメリットがあります。

ぜひ、できることから始めてみてはいかがでしょうか?

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